特別企画
番外
幸村 vs 武蔵 ことのテンマツ!
大河ドラマは「真田太平記」(!?) との声も一部ではちらほら

 本サイトがこの春に(平成15年3月から5月にかけて)2回にわたって連載した特別企画「幸村 vs 武蔵」ですが、NHK大河ドラマの「武蔵」では、なんと幸村と武蔵が九度山で対面するという展開になりましたね。

 鉄砲を商う友人の又八(堤真一)が九度山の幽閉中の幸村(中村雅俊)に捕らえられ、その救出に訪れた武蔵(市川新之助)と幸村が対峙、幸村の鉄砲が火を吹くという緊張した初顔合わせ、そしてケガをした武蔵を気づかい、ふるさと信州のソバがきをふるまう幸村と大助父子との交流が描かれました。

 そして酒を酌み交わすシーンでは、当企画が指摘した、武蔵が幸村の生き方に共鳴する心理描写がありました。秀頼に請われ大坂入城の機を窺う幸村たちを、武蔵は酔態の陽動作戦で監視役の浅野家の目をかいくぐらせました。

 それにしても、吉川「武蔵」では、小次郎との対決以降が描かれていなかったため、本サイト編集部で想像をふくらませてみたわけですが、大河ドラマでこのように大胆に、幸村を登場させて、徳川と豊臣の決戦・大坂の陣まで丁寧に描写されることに歴史ファン、幸村ファンとして喜びにたえません。

 大坂の陣はこれから山場を迎えるところ。大河ドラマ「武蔵」まだまだ目が離せません。ドラマの進行が一段落したころ、当企画との総括をしたいと思います。                       
(敬称略)
関ヶ原の後、真田昌幸と幸村父子が蟄居し、大坂の役で大助と出陣するまで三代が住んでいた紀州九度山の真田庵

その一 その二